八条です。
今回の記事では裁量トレードで勝ち続けられる唯一の方法について話します。
あなたが今、裁量トレードで勝てずにもがき苦しんでいるのならば、
必ず最後までお見逃しなくお読み下さい。
FXの裁量トレードで勝ち続ける秘訣
裁量トレードで勝ち続ける秘訣としては、
勝率100%はあり得ないという事をまずは理解をしたうえで、
自分が得意なところでしかトレードをしないというものです。
野球で例えます。
野球は3ストライク取られたらバッターはアウトになります。
つまりバッターには3球のストライクゾーンからヒットかホームランにしなければならない。
たった3球しか無いわけですね。
または4球のボール球を見逃してフォアボールで出塁する。
つまり、決められた球数の中でいかにして出塁するかを考えるわけですね。
2ストライクと追い込まれて後がない状態で、ストライクかボールか分からへんような臭い球も打ちに行かなあかん。
なぜならバッターは3ストライクでアウトになるから安心して見逃す事が出来ないわけです。
でもFXのトレードは違います。
あなたがバッターボックスに入ったら、カウントなんか気にすることなく、
ピッチャーが放った球に対して自分が打ちたい場合に打てば良いし、見逃したい場合に見逃せば良いんです。
それがFXならできるんです。
かなりチートですよね。
あなたがカーブが得意なバッターならカーブのみ、
ストレートが得意ならストレートのみに狙いを絞って、
そしてさらにコースも絞ります。
真ん中より若干アウトコースのカーブをセンター返しするのが得意、
あるいは内角高めのまっすぐをゴリゴリに引っ張るバッティングが得意。
これは人それぞれ違いますが、そこに来た球だけを打てば良いんです。
あとはストライクだろうがボールだろうが見逃しまくるんです。
アウトになる事も無いし、監督コーチに怒られる事も無いんです。
そう、誰にも監視されていない状態で好き放題バッティングが出来るんです。
これをオ●ニーバッティング、略してオナバと言います。
冗談はさておいて、打てる球を打ちに行くだけですから本来簡単なはずです。
でも実際は簡単ではない。なぜか?
皆さん誰にも監視されていないのになぜか時間を気にするからです。
自分がチェアに座ってチャートを見ている時間を気にするんです。
チャートを見始めて10分、なんかソワソワしてくる。
30分経過、「ええいもう行ってまえ!」ってトレードしてしまうんです。
待てる人なら1時間経過、2時間経過、
でもこの頃には自分の時給計算をし始めるんです。
「あれ?俺・私は2時間座ってるけど1銭も稼いでないぞ。
これならバイトしてた方がよっぽど稼げるやんか」って。
故に相手ピッチャーが投げたクソボールを振ってボテボテのピッチャーゴロで終わるんです。
でもこれって自分で自分を追い込んでいるだけなんですよ。
バッターボックスに入って見えない何かに急かされ続けて、
「早打たな早打たな」って自分で自分を焦らせているんです。
相手ピッチャーは涼しい顔してスライダーやらフォークやら好き放題投げてきます。
勝手に焦るバッターを見てニヤニヤしながら「そろそろナックルでも行っとこうか?」ってな感じで放ってきます。
そしてあなたはメチャクチャ打つことが難しい訳の分からん動きをするナックルボールに手を出して空振り三振。
こうやって解説してみると、ものすごくアホみたいなことをやってると思いませんか?
でも残念ながら多くの人がこれをやっているんです。
野球を知っている方ならこのマヌケさがより一層お分かりになる事でしょう。
野球の世界では3割打てれば上等で、素晴らしいバッターだと称されます。
偉大なイチローでさえ3割、行って4割なんですよ。
10回の打席の中で3回~4回、ヒットを打てれば上等だと言われる世界です。
いざバッターボックスに立ってクソボールに手を出してばかりいて、クルクル空振り三振ばかりして打率が1割台だと話にならず、即効で2軍落ちか戦力外通告を受けて首になります。
でもFXの場合、常に見逃し三振やフォアボール、たまにデッドボールを食らっても誰にも何も言われません。
打席に立った回数と比較して極端にヒットやホームランの回数が少なくても怒られません。
戦略外通告を受けてクビにもなりません。
ひたすら相手ピッチャーが自分の得意球を投げてくれるのを待っていれば良いんです。
そしてその球が来たら思い切りスイングしてかっ飛ばすんです。
たまに狙い通りのコースに真っすぐが来たと思ったらフォークで空振りしてしまう事があるでしょう。
そんな時は打率、FXで言えば勝率を落とすことになりますが、はなから勝率100%はないと分かっているんですから、
別に落ち込むこともなくまた次からの球を待っていればそれでいいんです。
良いでしょうか?
自分の得意な球をひたすら待って打つんです。
でもこれを出来るようにするためには自分の得意球を把握しておく必要があります。
そう、チャートでの得意パターンです。
こういったパターンの時にエントリーをして、ここで損切、ここで利確という自分の中のルールを設けます。
これがそもそも整ってないとバッターボックスに入ってクルクル空振りばかりしてしまうんです。
なので、必ずチャートの中で自分の得意球を見極めるための練習は欠かせません。
まずは素振り、手に豆が出来るくらい、皮が剥けるくらいの素振りが必要です。
でないと、いざボールを打つ時に自分がバットを振るのではなくバットに自分が振り回されます。
ですから素振り練習をひたすらして、バットの重みに慣れ、自分のスイングの形を定めるのです。
これをしてバッターボックスに入る事で自信もつきます。
相手ピッチャーがヘボピッチャーに見えて落ち着いた心で自分の得意球を待つことが出来るんです。
やがて自分の中で他の得意コースが追加されていく事でしょう。
そしたら初めて他のルールでもトレードが出来るようになってトレードチャンスが増えるんです。
これまでアウトコースのカーブしか打てなかったのが、インコース低めのカーブも捉えられるようになり、
アウトコースやや高めのストレートも得意になっていくといった具合です。
FXで成功しているトレーダーは漏れなくこれをやっているんです。
実はただこれだけの事なんですよ。
以上、八条でした。