八条です。
今回は元々FX業者に居た知人からの暴露話です。
FX会社も慈善事業でやっている訳ではなくビジネスなのですから、
お金を取れるところから取って最大限の利益を出そうとしています。
その利益はどこからやってくるのか？
もちろんあなたの口座から頂戴しているのです。
今回はそのカラクリについて暴露してしまいたいと思います。
この記事を最後まで読まずしてFXを今後続けていくという事は、
一生勝つことが出来ないカジノに監禁され、ひたすらにルーレットを回し続けさせられる事と同じですから、
最後までこの記事を読んで下さい。
さて、FXでは多くの人が勝つことを夢見ていますが、
そもそもFXは負けるように仕組まれたゲームです。
日本で最も参加者が多いギャンブルがパチンコですが、
その内9割がギャンブルや趣味として打っていましてトータル収支では負けています。
残り1割がパチプロとして活動していますが、彼らパチプロは期待値を出して勝ってお金を稼ぐためにパチンコを打っています。
さて、FXですがパチンコと同様に多くの人が負けています。
よく参加者の9割が負けている世界で残り1割が勝ち組。
ただその1割の勝ち組も長期的には勝ち続けることが出来ない割合が多いといわれる世界です。
なぜFXはここまでして勝てないのか？
それはそもそもトレーダー側に圧倒的不利を強いられたゲームだからです。
これに気づかずにFXをやっている人が圧倒的に多い訳ですから負けるのも当然です。
FXは趣味でやっているので負け続けても良いと思う人以外は、
最後までこの記事を読んで勝つための行動を取って下さい。
まずFXは上がるか下がるか本来50:50のゲームのはずですよね。
なぜならレートは上下に運動を繰り返していて、トレーダーは買いか売りかしか選択が無いわけですから。
ただ、FXには業者にマストで支払うスプレッド、場合によっては外付け手数料がある他、スワップポイントもあります。
これはFX業者の収入源になります。
この時点で仮に勝率が五分に見える勝負が、こちら側が圧倒的に不利になるのです。
具体的に例を出してみましょう。
仮にドル円でトレードをするとして、現在レートが150円で、スプレッドを0.2pipsとして考えてみましょう。
ここから私が買いを・あなたが売りを選びました（これは両建ての考えた方にも似ていますね）。
今回は100pipsで利確・損切りのリスクリワード1:1のトレードをしたいと考えます。
本来リスクリワード1:1であれば、勝率5割以上出せればトータル収支は+になります。
これまでは脳死状態でトレードをしても大数の法則によって勝率は最終的に五分に近づくと考えられていました。
さて、この時点で私かあなた、どちらかが利確され損切される可能性を考えます。
なぜなら勝率は五分五分だと考えているからです。
レートが上がっていけば私が利確されあなたは損切、レートが下がっていけばあなたが利確され私が損切り。
これが普通の考え方ですよね。
さて、100pipsで利確・損切りをしたいと考えた時、
実は利確に100.2pipsの値動きを必要として、損切は99.8pipsで執行されます。
なぜなら0.2pipsのスプレッドがあるからです。
本来上がるか下がるかの50:50と考えられていたはずの勝率が、
実はこの時点で50:50ではなく、99.8÷(99.8+100.2)=勝率49.9%になっているのです。
「なんだたった0.1%しか下がらないんじゃん」と思ったあなたはかなりヤバいです。
なぜなら今後何千回、何万回とトレードをしていくたびにこの差が響いてくるからです。
つまり本来50:50と多くの人が妄信的に信じてきた理論が全くそうではなかったという事なのです。
仮に100pipsの動きがあったとしても、私の買い注文は利確されずあなたは損切りが起こり、
そしてその後利確寸前の私のポジションが逆行して私も損切りになってしまい、結果的に2人とも利確されず損切になる可能性があるからです。
おかしいですよね。
上がるか下がるかの2択のゲームで、私は上がると考え、あなたは下がると考えた。
事実狙い通りに100pips動いたので本来どちらかの予想が当たるはずなのに結果的にどちらの予想も外れたという事が起こる世界です。
さて、これはどの業者でも比較的スプレッドが狭いドル円で考えた結果ですが、
他の通貨ペアを取り入れてトレードをする場合、スプレッドが広いためこの差がより顕著になるのです。
そして最初に言ったスプレッド以外の外付け手数料やスワップポイントもあるわけですね。
なので、よくトレード回数を増やすために色々な通貨ペアを監視してトレードをしまくる人が居ますが、
あれをFXの素人や経験値そこそこのトレーダーがやっても勝てるわけがないのです。
本当に戦略を考えられる、パチプロのようなプロがトレードをする分には良いですが、
あなたは決して真似をしない様にしましょう。
FXはそもそもお金を増やすもの、つまりビジネスなのですから、
あなたはFXという戦いの場でいか有利に戦えるかを考えなければいけません。
不動産投資家が、「とりあえず全都道府県に土地を買おう」とはしませんね。
立地が悪く人気のない場所にはまず手を出しません。
もともと人気が高く売りに出せば必ず売り手が見つかる場所、
あるいはこれから人気が出るであろう場所を調査して購入するのです。
大手企業だって同じです。
マクドナルドが「どこでも良いからとりあえず店舗拡大じゃ～！」などと適当に店舗を出すでしょうか？
出しませんね。
そこに店舗を出せば、大体このぐらいのアクセスがあるので、この程度の見込み客が来るだろう、と。
【戦う前から有利なポジションを取れるようにコントロールしている】のです。
あなたが何の調査もせずに、全通貨ペアを監視して、
闇雲にトレード回数を増やすということは、
ろくに調査もせず、適当な立地に店舗をばんばん構えているのと同じことなのです。
トレード回数が多い＝稼げるではないという事はいつも動画でお伝えしているのですが、
FXで負け続けている人程多くの通貨ペアを監視したがります。
これはトレード回数が増えるからという理論からの行動ですが、その考え自体がそもそも違っていたという事です。
最初にお伝えしたようにスプレッド・外付け手数料・スワップポイントはFX業者の収入源です。
ですから業者は、あなたがスプレッドの広い通貨ペアで、アホみたいな回数トレードをしてくれればしてくれるだけその分儲かるわけですね。
多くの人が口座の証拠金を破綻させても尚、お金が出来れば追加で証拠金を入れてトレードをします。
もうギャンブル中毒のようになってFXでどう足掻いても勝たなければという精神状態に追い込まれていますから、
業者からすれば、あなたは黙っていても儲かる優良顧客なのです。
オマケにB-Book業者の場合はノミ行為をしていますからトレーダーが負ければその分さらに美味しい訳です。
さて、ちょっと今回は内容が小難しく、長くなってしまったので、
ここで本日は一旦お終いにして、続きは次の記事で書きます。
次回お話しする内容はあなたがFXで勝つための唯一の方法です。。
こちらも最初から最後まで必ずお読み下さい。
以上、八条でした。