RCIとは?——順位相関で「いまの強さ」を測るオシレーター
RCI(Rank Correlation Index)は、一定期間の価格に順位を付けて時間の順位と比較し、スピアマンの順位相関係数をベースに−100〜+100で示すオシレーターです。
- +100付近:強い上昇バイアス
- −100付近:強い下降バイアス
- 0ライン周辺:方向感が乏しい/転換の過渡期
本インジケーターの特徴
- 期間カスタム:短期~長期まで任意の期間を設定可能(例:9 / 26 / 52 など)
- しきい値ガイド:+80/−80、+50/−50、0ラインを表示して視認性を向上
- 色・太さ・スタイル:ラインの見た目を自由に調整
代表的な活用法
- 過熱判定:RCIが+80以上(買われ過ぎ)や−80以下(売られ過ぎ)に達した後、0方向へ折り返す動きを確認してエントリー候補に。
- トレンドフォロー:0ラインの上で推移→押しから再上昇、下で推移→戻りから再下落を狙う。
- ダイバージェンス:価格が高値更新してもRCIが更新できない場合は勢いの鈍化を示唆。
- マルチ期間(トリプルRCI):短期(9)・中期(26)・長期(52)を重ね、短期が折り返して中長期と合流するタイミングを重視。
運用上の注意
- 指標発表など急変動時はダマシが増加。上位足のトレンド、サポレジ、出来高・ボラ(ATR)とコンフルエンスさせると精度向上。
- エントリー前に損切り幅とRR(リスクリワード比)を固定して一貫運用を。
免責:本インジケーターは投資助言ではありません。最終判断とリスク管理はご自身の責任でお願いします。